父親が亡くなったときのことです。

私には長男長女次女の兄妹が3人いる4人兄妹です。
小さい頃はとても仲がよかったのですが、お互い社会人になり、それぞれ家庭を持つようになると、だんだんと連絡が疎遠になっていきました。

 

母親が亡くなり、父親が1人になってしまったとき、誰が面倒を見るかということで一悶着ありました。

お互い家族があり、一緒に暮らすことが難しかったので、なかなか話がまとまりませんでした。
結局父親が気を遣い、1人でも大丈夫だと言い張り、父親は一人暮らしをすることになりました。
しかし父親も高齢で1人では心配なので、お互い交代で父親の様子を見にいこうということで話がまとまりました。
最初のうちはうまく回っていました。きちんと交代制を皆が守り、父親の様子を見たり、身の回りのことをしていました。

 

しばらくすると、仕事で忙しくて今週は行けそうにない。子供が熱を出した。子供の学校行事がある。今週は出張がある。などの事情で、私次男だけが父親の様子を見に行っていました。父親はみんな仕事だから仕方がない、孫のためならと言っていましたが、実際とても寂しそうでした。
私が父親を見に行くことをやめてしまえば、父親は一人ぼっちになってしまいます。それだけはなんとしてでも避けたかったので、一緒に住むことはどうしても難しかったので、仕事と家庭を自分なりに両立しながら、父親のところにも通うという生活を送っていました。幸運にも私の家族も一緒に来てくれたりとサポートもあったのでとても助かっていました。

 

あるとき父親が体調を崩し入院しました。
私たち兄弟はお金を均等に出し合い、入院費を賄い、お見舞いにも交代で行きました。
調子が良くなったので退院することができましたが、しばらくするとまた体調を崩し、長期で入院することになってしまいました。
2回目の入院費は長男が少し多めに出し残りを3人で均等に出し合いました。
父親の状態はあまり良くならず、このまま入院しても回復が見込めないので、自宅で療養した方お父さんの為になると医者に言われたので、退院し、自宅介護が始まりました。この時もまた、押し付け合いが始まり、私次男が面倒を見ることになりました。こんな兄妹に任すくらいなら私が父親をサポートしたほうが絶対にいいと強く思いました。

 

父親も寂しそうでしたが、私が来てくれて、世話をしてくれてとても感謝している、寂しくないと言っていました。
父親の介護を始めて3年ほど経った時、私たち兄弟家族に看取られながら、父親は自宅で静かに亡くなりました。

 

葬式も終わり、ひと段落した時、長女が相続について話し始めました。
金銭面では皆がほぼ平等に援助していたのだから、遺産も平等に分けるべきだと言い出したのです。私はそれはおかしいと言い張りました。父親が1人になった時に面倒を見ていたのは私で、自宅介護では私が世話していたのですから。

 

その結果、私が多めに遺産を貰えることになり、残りを兄妹3人均等にで分けることになりました。
しかし、そのことに納得いかなかった兄、長男が文句を言い始めたのです。長男は父が入院した時は、自分が多めに入院費を出したときのことを主張し始めたのです。

私次男が遺産を多めにもらうことにはなんとか納得して貰いましたが、残りを均等に3人で分けるのはおかしい、自分が多めに貰える権利があると言い張りました。

 

そこから遺産相続のついての話し合いはなかなか前に進まず、ほぼ止まってしまいました。私は兄妹がこんな人たちで本当に情けなかったです。世話を丸投げし、遺産はしっかりもらおうというその考えに呆れ、父にも申し訳なく思いました。

 

現在も話はまとまっておらず、弁護士も介入しています。
早くこの争いが収まることを願っています。